こんにちは、北関東めかぶ城下町@mekablognetです。
今回も、『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』という本を読んで学んだことを書こうと思います。
ちなみに前回の記事のリンクも貼っておくので、まだ読んでいない方はそちらも読んでいただけたら幸いです。
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コンテンツ
『転職の思考法』を読むと学べる6つのこと 1.「マーケットバリューとその高め方」
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『転職の思考法』を読むと学べること
『転職の思考法』を読んで、僕が学んだことは以下の通り。
- 「マーケットバリューとその高め方」
- 「仕事のライフサイクルと、これから伸びるマーケットを見つける方法」
- 「転職先となる会社の見極め方・いいベンチャーを見極めるポイント」
- 「新卒で入るべき会社と、中途で入るべき会社の違い」
- 「転職エージェントのビジネスモデルと、いいエージェントの五箇条」
- 「仕事における「楽しみ」と、好きなことを見つける方法」
今回は、2.「仕事のライフサイクルと、これから伸びるマーケットを見つける方法」を深堀りして解説していきます。
仕事のライフサイクルとは?
仕事のライフサイクルとは、「仕事が生まれ、消えていく状態を表したもの」です。
前提として、仕事とは生まれては消えてゆくものなのです。
イス(雇用)の数と、代替可能性の2軸で表すことでき、以下の4つの状態で表されます。
- ①ニッチ
- ②スター
- ③ルーティーンワーク
- ④消滅
それぞれ順番に深堀りしていきましょう。
①ニッチ
ニッチとは、始まったばかりの仕事のことです。他にやっている人が少ないので、代替可能性は低いけど、まだイスの数も少ないです。
②スター
スターとは、儲かることに目をつけ、どんどん同じ仕事をする人が増えていく状態のことです。会社は、仕事のプロセスを分解し、再現性を確保しようとします。
③ルーティーンワーク
ルーティーンワークとは、誰でもできるレベルまでプロセスが汎用化され、一気に代替可能性が高まった状態のことです。
④消滅
消滅とは、③の「代替可能な人を大量に雇っている状態」を嫌った会社が、テクノロジーにより人を代替し、イスの数が激減する状態のことです。
1社だけでなく業界全体が利益を減らしていきます。
仕事のライフサイクルのまとめ
仕事のライフサイクルをまとめると、以下の図のようになります。
伸びている業界に身を置くことは、それだけで価値があります(後追いで参入する企業にとって、価値ある人材となるからです)。
逆に、いかに技術資産が高くとも、衰退する業界にいては、経験が無効化されてマーケットバリューは減りゆくばかりです。
転職するなら①ニッチ、もしくは②スターの仕事が良いと、仕事のライフサイクルから分かると思います。
ちなみに、僕の仕事はと言うと、③ルーティーンワークから④消滅に移行している途中だと思います。ヤバいですね☆
これから伸びるマーケットを見つける方法
『転職の思考法』には、これから伸びるマーケットを見つける方法として以下の2つが書かれています。
- 複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する
- 既存業界の非効率を突くロジックに着目する
それぞれ、深堀りしていきましょう。
複数のベンチャーが参入し、各社が伸びているサービスに注目する
これから伸びるマーケットには、いずれ大企業の競合となるような急成長中のベンチャーが複数います。
僕がパッと思い浮かんだのは、「プログラミング学習業界」あたりでしょうか。
「〇〇業界 ベンチャー」で検索したり、転職サイトで検索して出てきた企業を片っ端から調べていき、設立年度が若くて、投資が集まっていれば、そのマーケットはこれから伸びると予測できます。
既存業界の非効率を突くロジックに着目する
伸びるサービスは、必ず業界の非効率を突いてきます。
業界の非効率と聞いて、僕がパッと思いついたのは、「ペーパーレス化」、「ハンコレス化」による非効率解消や、医療・介護の現場でウェアラブル端末によって血圧や脈拍・体温を管理する、などでしょうか。
業界が30年以上続いていて、業界の中に非効率があり、既存業界とは全く違うアプローチで攻めている会社は、ロジックさえ正しければ遅かれ早かれ成長します。
才能は不平等だが、ポジショニングは平等である
成功した人間を注意深く分析すると、才能やタイミングに恵まれた場合が殆どであり、再現性が有りません。
しかし、ポジショニングは思考法によって解決できるので、才能のや運などの有無によりません。
普通の人ほど、ポジショニングを重視する、具体的にはこれから伸びる業界に身を置くのが正解に最も近いでしょう。
今回のまとめと参考書籍
- 仕事はライフサイクルによって生まれては消えていく
- ニッチ、もしくはスターの仕事が転職先として良い
- これから伸びるマーケットを見つけ、そこに転職すると良い
- 普通の人ほど、ポジショニングを重視し、これから伸びる業界に身を置くべき
今回も『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』を参考にして記事を書かせていただきました。
一応リンクを貼っておきます。
次回は、3.「転職先となる会社の見極め方・いいベンチャーを見極めるポイント」について書きたいと思います。
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