こんにちは、北関東めかぶ城下町@mekablognetです。
ファンも作るけど、敵作るタイプの人が好きです。
今回はホリエモンの『多動力』(Amazonアソシエイト)を読んだので、チェックポイントをまとめてみました。
コンテンツ
多動力とは
「多動力」とは何か。
それは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言う。『多動力/はじめに より』
要は、マルチタスクの事であると僕は思います。
しかし、人間はマルチタスクで仕事を処理できない仕様になっている人がほとんどです。
この問題を解決に導いてくれるのが、本書、『多動力』であると僕は思いました。
読んでいると、なんとなくやる気に満ち溢れてくる、そんな感じを覚える良書です。
本書には、節の最後に「JUST DO IT(やってみよう!)」と称したチェックポイントがあります。
このチェックポイントに書いてあることをこなしていけば、「多動力」が身についていくはずです。
「なぜそれをするのか?」という部分はできるだけ割愛しておきます。
やる意味がわからない方は、本書をぜひ、手にとって読んでみて下さい。
ちなみに、2021年2月23日(祝・天皇誕生日)現在、Amazon Prime会員であれば無料で電子書籍版が読めるようです。
それでは、JUST DO IT(やってみよう!)
一つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
01:寿司屋の修行なんて意味がない
- 自分が手掛けているプロジェクトを紙にすべて書き出してみよう。どこかの誰かがすでに発見した技術やノウハウをわざわざ生み出そうとしていないか?
- あなたにしかできない革新的な仕事をやれているか?
- 師匠や上司に教えを請うために、下積みや修行をやっている人は、早く独り立ちしよう。
- とにかく始めてしまえば、必要な知識やノウハウはおのずと身につく。
02:三つの肩書をもてばあなたの価値は一万倍になる
- あなたの肩書きを紙に書き出してみよう。
- 三つ以上ない人は、反省しよう。
- 反省(2秒でいい)が終わったら、欲しい肩書きを理想でいいから書いてみよう。
- では、その肩書きを手に入れるにはどうしたらいいか。1万時間を捻出するための計画を立ててみよう(具体的に)。
バカ真面目の洗脳を解け
03:ベストセラーはコピペ本
- あなたが抱えているタスクをすべて書きだそう。
- そのうち、アルバイトや同僚、上司でもできる仕事は赤ペンで潰していこう。
- 残ったのが「あなたがやるべき仕事」だ。
- 赤ペンで潰したタスクをやらない方法を考えよう(具体的に)。
- 万が一、すべての仕事が赤ペンで潰されていたら、大問題だ。自分にしかできない仕事はないか、落ち着いて考えよう。
04:手作り弁当より冷凍食品のほうがうまい
- 企画書やプレゼン資料のうち2割は手抜きでやってみよう。
- その分、浮いた時間で新しいことを始めよう。
- 新しいことは、自分がワクワクすることなら何でもいい。新規プロジェクトを提案してもいいし、早く退社して合コンに行ってもいい。
- 一度手をつけたものは、「完了」させることを心がけよう。
05:見切り発車は成功のもと
- 何かに向けて準備していることはないか? フルマラソンに出るために毎朝ランニングしてはいないか? 気になる女性とデートするためにダイエットしてはいないか?
- 準備している時間は無駄だ。今すぐ直近のフルマラソンにエントリーしよう。気になる女性と食事に行こう。
- 「準備が整ったら始めましょう」を会議で言うのは禁止しよう。その代わり「とりあえず始めてみてあとから修正していきましょう」を口癖にしよう。
サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
06:まずは、一つのことにサルのようにハマれ
- もし、明日から会社が1ヶ月休みになったとしたら、何をやりたいか? 一つ思い浮かべよう。
- そして、今日からそれを実行しよう。
- ハマりすぎてアポを飛ばしてしまっても、会社を休んでしまっても構わない。
- それで会社をクビになったら、そのハマっていることを仕事にしよう。
07:飽きっぽい人ほど成長する
- この1年間で飽きてしまったことはいくつあるか?
- 飽きたことを羅列した、「飽きたことノート」を作ってみよう。マラソン、ギター、英会話、ポケモンGO……。どれだけ多くのことに飽きてしまったか、はっきりと可視化しよう。
- 飽きるということは、慣れて、余裕が出てきたということだ。つまり、「飽きたことノート」は「成長したことノート」だ。
- 1年後にノートが何冊分になったか、それが成長の証だ。
「自分の時間」を取り戻そう
08:経費精算を自分でやるサラリーマンは出世しない
- 1日24時間をこと細かに書き出してみよう。
- 起床、シャワー、朝ご飯、歯磨き、着替え、ゴミ出し、通勤、メールチェック、会議、昼食、電車移動、打ち合わせ……。
- その中で、ワクワクしないことを赤で潰そう。
- 赤で潰したことをやらない方法を考えよう(具体的に)。
- 1日24時間をワクワクだけで埋め尽くそう。
09:電話をかけてくる人間とは仕事をするな
- 今日の着信履歴を見てみよう。
- そこに並ぶ人たちが「あなたの時間」を奪った犯人だ。
- もう犯人からの電話に出ることはやめよう。気がついたら人生丸ごと奪われる。
- ちなみに、発信履歴はあなたの被害者リストだ。
10:大事な会議でスマホをいじる勇気を持て
- 「自分の時間」とは自分の意志で、自らがやりたいことをやっている時間のことだ。
- 「他人の時間」とは自分の意志とは関係なく、何かをやらされている時間のことだ。
- 今、自分は「自分の時間」を生きているか?「他人の時間」を生かされているか? 意識してみよう。
11:おかしなヤツとは距離を取る
- 明日以降のスケジュールを見てみよう。
- 会うことがワクワクしない人はいるだろうか?
- その人とは次に合うので最後にしよう(勇気があれば、アポをキャンセルしてしまってもいい)。
- 「付き合わない人」を決めることがあなたの生き方を決める。
12:仕事を選ぶ勇気
- 「受けない仕事リスト」を作ろう。
- 来た仕事でピンと来ないもの、続けているけどやめたい仕事を「受けない仕事リスト」に入れよう。
- そのリストはあなたの人生の羅針盤となる。
- やらないことを決めることで、進むべき道が現れるのだ。
13:『君の名は。』がヒットした理由
- あなたが生み出しているサービスやプロダクトは「人の時間」をどれだけ奪うだろうか?
- その時間をできるだけ短くできないか考えよう。
- たとえば、マッサージは5分からにしてみる、コース料理は30分にしてみるなど、今の「時間感覚」を意識してみよう。
自分の分身に働かせる裏技
14:自分の分身に仕事をさせる技術
- 一番わかりやすいのは、あなたが会議でした発言が一人歩きして、多くの人間を動かしているか? と考えることだ。
- あなたの発言やアイデアにあなたが知らない人までもが熱狂し、働く。そういう仕事をするように意識しよう。
15:教養なき者は奴隷になる
- 何か疑問が湧いたら、その歴史を深く掘って、根幹から理解しよう。
- 10冊の流行のビジネス書を読むよりも、1冊の骨太の教養書を読もう。
- 教養は身につけるだけでは意味がない。目の前の仕事に、具体的に落とし込む意識をもとう。
16:知らないことは「恥」ではない
- 知らないことは恥ではない。どんなことでも恥ずかしがらずに質問をする癖をつけよう。
- 子どもは「なんで? なんで?」と質問魔になるから成長が速いのだ。
- 会議中、打ち合わせ中。わからないことがあったらスマホでサッと調べよう。
17:なぜ、デキる人は「質問力」が高いのか?
- 「質問力」がない人に共通する問題点。それはメールやLINEも長いということだ。
- 簡潔な文章を書く練習、手短に話をする練習をしよう。
18:99%の会議はいらない
- 予定表を開いて会議の予定を確認しよう。
- その会議で何を決めるのか、即答できるか?
- 当たり前だが、「何を決めるのかわかっていない会議で何かが決まることは永遠にない」。
- その会議に必要な情報をしっかりもっているか?
- 当たり前だが、「必要な情報がなければ、正しい判断には結びつかない」。
- その会議にあなたの感情をもちこんでいないか?
- 当たり前だが、「感情論の前ではすべての会議が無意味である」。
世界最速仕事術
19:すべての仕事はスマホでできる
- 昨日の仕事を思い浮かべてみよう。
- その中で、スマホでできなかった仕事はあるだろうか?
- できなかったというのは思い込みではないだろうか?
- 自分を実験台にして、すべての仕事をスマホでやるなど、未来を生きてみよう。
20:仕事の速さはリズムで決まる
- 強制的に退社時間を2時間早めてみよう。
- そうすれば、効率的に仕事を終わらせるにはどうしなくてはいけないか、考える癖が自然とつく。
- 大切なことは、終わらない仕事を、労働時間を増やすことで解決しようとしないことだ。
21:ヒマな人ほど返信が遅く忙しい人ほど返信が速い
- 一度、目の前の仕事をする手を止めてみよう。
- その仕事を半分の時間で終わらせるための「一工夫」を考えよう。
- 気合いや根性より「一工夫」のほうが重要だ。
22:刑務所にいても一度もメルマガを遅らせなかった秘訣
- 隙間時間に効率よく仕事をする癖をつけよう。
- 仕事を溜めないように、前倒しで進めてみよう。
- ストレスのかからない仕事の進め方を考えることも仕事の一部だ。
23:1晩10件以上をハシゴしろ
- 超過密スケジュールの旅行、休日を一度作ってみよう。
- やりたいことはやりたいときに全部やり倒す習慣をつけよう。
24:仕事の質は睡眠で決まる
- 本を閉じて寝よう。
25:さよならストレス
- 言いたいことを言ってみよう。
- 食べたいものを食べてみよう。
- やりたいことをやってみよう。
- 自分で自分を縛る必要はない。周りの目など気にせず、生きたいように生きればいい。
最強メンタルの育て方
26:恥をかいた分だけ自由になれる
- 恥をかけばかくだけ、自由になれる。さあ、恥をかこう。
- とっても恥ずかしい格好をして街を歩こう。
- とっても恥ずかしい過去の失敗を話してみよう。
- 意外と、みんなあなたに興味がないことに気がつくはずだ。
27:小利口はバカに勝てない
- できるかどうかはおいておいて、とにかく手を挙げよう。
- 最初は勇気がいるが、まず一歩を踏み出すことが大切だ。
人生に目的なんていらない
28:永遠の3歳児たれ
- 昨日と同じ今日を過ごしていないか?
- 毎日、目をキラキラさせて、新しいことにワクワクしているか?
- 3歳児のように、毎日何かを発見し、興味あることでいっぱいになる生き方ができているか考えよう。
29:資産が人を駄目にする
- あなたのもっている資産、もっている資格を紙に書き出そう。
- そして、その紙を捨ててしまおう。
- あなたには何もない。だからこそ、丸裸でやりたいことに集中すればいい。
30:ハワイに別荘なんてもつな
- 予定表を広げてみよう。どうなるか予想もつかない予定はいくつあるか。
- 先週も先々週も同じような予定で過ごしてはいないだろうか?
- 未体験の予定をつめこんで、見たことのない景色を見よう。
31:人生に目的なんてない
- とにかく動け。
まとめ
数えてみたら全部で105項目ありました。
みなさんの心に刺さるものは一つでもあったでしょうか?
僕には刺さりまくったので、20以上からは数えるのをやめました。
あまり一冊の本に影響されすぎるのも問題なので、「継続力」、「積み上げ力」、「自分のアタマで考える力」に加えて、「多動力」も参考になる部分だけ取り入れて、より人生を豊かにしていきたいと思います。