うつ病で休職中30代既婚男性の生存戦略ブログです

【知らないと損】うつ病の治療費累計がヤバいので、通院治療費が1割負担になる制度を申請してみた

2020年11月3日

おはこんばんちは。北関東めかぶ城下町です。
2020年4月にうつ病の診断を受けてから、2020年11月現在治療費の累計がヤバいです。
語彙がどうにかなってしまうくらいヤバいです。
計算してみたら126,350円でした。
iPhone12が買えてる金額ですね・・・。
何とかしたいと思い、自立支援医療(精神通院医療)を申請することにしました。

自立支援医療(精神通院医療)とは

この制度は、医療費の自己負担を原則1割に軽減できる制度です。
審査は都道府県・指定都市が行います。

認定されると「自立支援医療受給者証」が交付されます。
自分の住む街では、認定まで2~3ヶ月掛かるそうです。
もっと早く申請しておけばよかった。

申請に必要なもの

  1. 申請書:自分の住む街だと、市の保健所保健予防課の窓口で手に入ります。
  2. 診断書(自立支援医療精神通院用):通院している病院で書いてもらう事になります。
  3. 健康保険証(生活保護の方は生活保護受給票または保護証明書)
  4. 印鑑(認め印可)
  5. 個人番号カードもしくは通知カード+写真付きの身分証明書
  6. 障害年金等の収入の分かるもの(非課税世帯の方で本人に収入のある方のみ):年金証書、振込み通知書、貯金通帳など

申請のためにやったこと

自分が制度の対象であるか調べる

まず、この制度では<一般><重度かつ継続>の2区分に別れます。
このどちらになるかは、かかりつけ医の診断によります。
厚生労働省の資料によると、(PDF)<一般>かつ、一定所得以上(市町村民税235,000円以上)だと対象外になります。
自分の「給与所得等に係る市民税・県民税 特別徴収税額通知書(納税義務者用)」を確認したところ、267,200円でした。
このままでは対象外となってしまいますね・・・。

しかし、しかしですよ。
住民税額が実質減る制度があるのを聞いたことがあるはずでしょう。
そうです、ふるさと納税です。
確定申告をした後の税額は215,200円でした。

ふるさと納税(寄付金控除)を反映させた税額で審査するのか、反映させない税額で審査するのか。
それにより対象外になる可能性が存在してしまうので、市の担当者にメールで質問をしてみました
すると、2日も経たない内に返信が返ってきました。

結果から言うと、「現行制度上では対象となります。」とのことです。
※付け加えて、
”具体的には申請書類をお預かりしてからの審査となること、また制度内容につきましては、国の制度改正等により見直しとなる場合もありますので、予めご了承いただきますようお願いいたします。”
とのことです。

次に、自分が通っている病院が制度の対象かどうか調べました。
「お住まいの市区町村名 指定自立支援医療機関」で検索すれば分かると思います。
もしくは、通院している病院に直接聞くのも良いかと思われます。
僕の通院している病院は対象でした。

申請書を保健所に貰いに行く

自分が対象になることが分かったので、早速保健所へ行って来ました。
わが街は保健センターと保健所が同じ敷地内の隣同士に存在しているので、入る建物を間違えても安心です。実際間違えちゃった。
窓口で申請に必要な書類の説明を受け、申請書を貰い、ひとまず保健所での用事は終わりです。

診断書を病院で書いてもらう

通院した際に病院の受付で「自立支援医療制度用の診断書を作成して欲しい」旨を伝えると、いつまでに欲しいか聞かれたので、できるだけ早くと答えたら、休診日を挟んで3日後までには、とのことでした。
即日貰えないんですね。
次回通院の日とは別の日付を指定して、改めて貰いに行くことにしました。

診断書を病院で貰う

病院に診断書が出来ているか確認した後、貰いに行きました。
5,500円、自費です。
値段は病院によって違うかもしれません。前もって確認・準備しておきましょう。

申請に必要なものを持って保健所に行く

自立支援医療(精神通院医療)の申請である旨を伝えると、係の人が案内してくれます。

案内を受けながら必要事項を記入し、受給者証が認定されて郵送で届くまでに3ヶ月位掛かること、次回の更新期限や更新に必要なものなどの説明を受けます。

そして、「自立支援医療費(精神通院)を申請された方へ」と書かれた紙を渡されるので、通院の度に毎回病院・薬局の窓口に提出します。

受給者証を受け取った後にやること

受給者証を受け取れたら、病院・薬局の窓口で返金手続きを行います。
忘れずに行うようにしましょう。

【追記】
実際にいくら返金されたか、続きの記事を書きましたので、以下のリンクからどうぞ。

続きの記事

 

教訓

  • 126,350円も掛かると思っていなかったので、もっと早く申請すべきでした
  • 審査に2~3ヶ月と時間がかかるので、もっと早く申請すべきでした
  • 診断書は即日発行できるとは限らないので、もっと早く申請すべきでした
  • 認定されるまでの間は現状の3割負担のままなので、もっと早く申請すべきでした
  • 使える制度が有っても知らないと損をするので、情報収集は大切です
  • ふるさと納税やってて良かったーーーー!!!!助かったーーーー!!!!

今日のククル

猫って足音が静かですよね
  • B!